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ほくさい音楽博(回向院)2.14 レポート

文:鹿島 一郎(トッピングイースト理事)/写真:Mao Yamamoto

NPOトッピングイーストを発足して2回目の2016年「ほくさい音楽博」は、
場所を両国回向院に移し、公募で集まった1年生~6年生総勢30名を超える子供達が、
「義太夫」「ガムラン」「スティールパン」の3チームにわかれて演奏を発表しました。

穏やかな天候だった12月、いよいよ最初の練習会。
「はじめまして」の子も「ひさしぶり」の子も、流石ですね!皆すぐに打ち解けてしまいます。
ちょっと緊張した様子でスタートした練習も回を増すごとに変わり、
最終練習になると言葉では伝えにくいのですが自信のある「音」・「声」へと成長していきます。

約2ヵ月間の練習を経ていよいよ本番当日です。
心配された空模様でしたが皆のパワーが勝ったのか開演前に陽が射しました。

最初の演目は義太夫(日本の伝統芸能)
小学生12人による義太夫は回向院念仏堂の非日常空間と相まって圧巻の内容でした。

続いてガムラン(鍵盤打楽器によるインドネシアの民族音楽)
念仏堂前で演奏したガムランは、演奏と共に参道を子供バロン(バロンはバリ島に伝わる獅子の姿の聖獣)が踊り、
会場がいっきにバリ島の異空間となりました。

最後の演目はスティールパン
(カリブ海最南端トリニダード・トバゴの国民楽器。ドラム缶から作られた音階のある打楽器)
念仏堂で演奏したスティールパンも、和の空間に南米の心地よい音色が広がる異空間となりました。

どの演目の子供達もたくさんのお客さんを前にして最初は緊張した様子でしたが、
演奏が終わるとたくさんの拍手を頂き子供達の生き生きとした表情がとても素敵でした。

当日はこの他にも参加型の「義太夫体験」「スティールパン体験」「相撲甚句体験」「サンバパレード」「楽器製作体験」「新聞記者・家紋作り体験」など、普段あまり接することができない体験ができたと思います。

「ほくさい音楽博」は任意団体から数えて、4年目を迎えました。

毎回思うことなのですが、子供達には無限の可能性を、とても感じます。
これからも世界中の「音楽・楽器」に触れてもらいたいと思っております。
そして、今回多数の保護者様から「子供が変わった」など、とても嬉しい言葉を頂きました。
子供達に音楽を通して、学校などでは感じれない「気づき」、そんなキッカケ作りの場を提供したいとも思いました。

*今年のガムランはゲスト出演枠でした