秋の夕暮れを八広・吾嬬の里で過ごす──ランタンづくりと江戸前バーガーの”夜のピクニック”（2025.11.08）
八広・吾嬬の里の芝生でひらいた「夜のピクニック」。
手づくりランタンの灯りと江戸前バーガーを囲みながら過ごした、秋の夕暮れから夜へのあたたかな時間をフォトレポートで振り返ります。
秋の夕暮れ、八広・吾嬬の里の芝生スペースで「夜のピクニック」をひらきました。
アート＆フードピクニックの特別版として、季節の素材をつかったランタンづくりと、江戸前フィッシュバーガーの夕食会を楽しむひとときです。
ワークショップでは、竹と和紙を使った小さなランタンを制作。
落ち葉をシルエットにして色を重ねると、子どもたちの手のなかで、世界にひとつだけの灯りが少しずつ立ち上がっていきました。
夕方から夜へと移ろう頃、手づくりランタンと電飾にあかりがともり、芝生のロングテーブルには秋の装飾をみんなで施します。
東京湾のスズキでつくった江戸前バーガーが並び、アートと音楽がふんわり包むあたたかな時間が流れはじめました。
今回は「収穫祭」という意味も込め、8月の首都防災ウィークで配布した種を育てて持参してくれたご家庭も。
テーブルの上に、地域の小さな循環がそっと顔をのぞかせ、嬉しいつながりが広がりました。
食後には、調理室での貝の酒蒸しを楽しむ大人、芝生を走り回る子どもたち、竹の感触を確かめ続ける子……それぞれの“夜の時間”が自由に広がっています。
気づけばあっという間に19時。夕暮れから夜まで、地域の人たちが同じ場所をゆっくり共有する、かけがえのない夜となりました。
隅田川流域で暮らす人たちが、世代や背景を越えてつながれる時間と場所を、これからもていねいに育てていけたらと思います。
開催日：2025年11月8日（土）
場所：八広地域プラザ 吾嬬の里
