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【すみだ巡業vol.2】「ほくさい音楽博」体験会 スティールパン編フォトレポート

今年の「ほくさい音楽博」は、音楽家とともに子どもたちのもとを訪れる体験会からスタート。「すみだ巡業」と題して、全10回にわたってすみだの各地を巡ります。

【vol.2】は7月22日(土)に「スティールパン」の体験会を、八広の社会福祉会館で実施しました。

「スティールパン」はもともとドラム缶をつくられた打楽器で、中南米カリブ海の島国、トリニダード・トバゴを代表する楽器です。

講師の原田芳宏さんは、アーティストとして活動される一方、長くほくさい音楽博で子どもたちにスティールパン、合奏の楽しさを教えてくださっています。

この日は、館内で「こども人権まつり」が開催されていたこともあり、夏休みに入ったばかりの子どもや親子が大勢来館していました。体験会の会場はスティールパンの生まれ故郷、カリブ海をイメージした飾りつけで気分も上がります。

今回、スティールパンを初めて目にする子も多く、はじめは少し遠巻きに楽器を囲んで見守る中、講師陣の演奏がスタート。弾む音とリズム、輝く音色がきらきらと部屋からあふれて、音色にひかれた親子がさらに増えていきます。

体がうずうずしてきたところで、体験会開始。楽器の数にあわせて8人ずつ交代で叩いてみます。

スティールパンを奏でるバチは先端にゴムがついた短い棒で、小さい子はまず力いっぱい叩いてみますが、徐々にやさしく叩いてお互いの音を聞けるよう大人がサポート。

楽器の内側に書いてあるドレミ~を探しながらみんなで「チューリップ」と「きらきら星」を演奏しました。打楽器なので、はじめてでも1台でも音は鳴る、それだけでも楽しいですが、さらに全員で音を合わせる楽しさも加わって、1曲通して合奏した時のみんなの達成感のある表情が印象的でした。

実施日:2023年7月22日(土)14:00〜14:25/14:45〜15:10(全2回)
会場:社会福祉会館 1階 会議室[墨田区東墨田2-7-1]
講師:原田芳宏